しかし、入れ歯の場合は主に下記のように、 「違和感が強くて入れていられない」、 「家族と同じメニューが食べられない」、 「会話をするのがおっくうになる」、 「外食が面倒になった」などの短所があるとされています。
現在、国内・海外あわせて相当数のインプラントシステムが存在します。日本国内で使用されているインプラントシステムにおいては約 30 社近く存在していると言われています。それらのシステムにも利点や欠点があり一概に1つのシステムが良いとは言えません。その中の後発のインプラントシステムにおいては低コストで安価なものも存在していることも事実です。しかし、インプラント治療は外科処置を伴い、チタン製のインプラント体は体内に入れるわけですから、安かろう悪かろうでは本末転倒です。インプラント治療はをする際は患者様の口腔内の状態を把握し、その上で患者様に最も適したインプラントシステムをチョイスする。その上で患者様の口腔内に適したインプラントシステムの実績や信頼性、安全性が重要になります。
ブローネマルクインプラント (ノーベルバイオケア社)
主に 2 回法 ( 1 回法もあり)
リプレイスセレクト (ノーベルバイオケア社)
ストーローマンインプラント (ストローマン社)
主に 1 回法 ( 2 回法もあり)
当院が使用している3つのインプラントシステムのうち1つ目はブローネマルクインプラントシステムです。このシステムは現代のチタン製のインプラントを開発したスウェーデンのブローネマルク教授により作られ 40 年以上の実績のあり、世界で最も信頼性・シェア率が高いインプラントシステムです。 2つ目のリプレイスセレクトは世界で最も信頼性の高いブローネマルクインプラントのノーベルバイオケア社が開発したインプラントです。短いインプラントで顎の小さい日本人に適したインプラントと言われています。また前歯・臼歯部の治療に向いています。 3つ目のストローマンインプラントはストローマン社が行なっているインプラントの研究・科学的な文献による裏付け、生産管理などは世界でもトップクラスで、30年以上に渡る臨床実績があり、ブローネマルクインプラントに次いで世界で2番目の臨床実績とシェア率を誇るインプラントシステムです。1回法がメインであり治療期間が短く短期間の治療を可能にしています。
・前歯部インプラント CASE01
前歯が折れて来院されました。折れたまま時間がたっており、骨が少なかったので、GBR(骨造成)を併用してインプラントを行いました。隣の前歯も一緒にセラミックの歯で治療して非常に綺麗になりました。
・インプラント CASE02
ほとんど歯がない状態で来院されました。歯周病の治療の後でインプラント治療をしました。ほとんど歯がない場合でもインプラントを入れることによって、残った歯も保存されます。
・インプラント CASE03 ボールアバットメントインプラント
大きな入れ歯をお使いの方も、インプラントを必要最少本数入れるだけで、(経済的)動かない、しっかり噛める入れ歯に変わります。